蘭 引


 下の写真が、蘭引です。但し、これは複製です。

 蘭引の構造は、三段重ねとなっています。最上段は冷却槽で、冷水を入れておき
ます。中段は抽出物回収槽です。最下段は加熱槽(蒸留槽)で、抽出対象物(原料)
と水を入れて加熱します。加熱槽から上昇する水蒸気は、最上段の底で冷やされる
ことで『露』となり、中段の回収槽に溜まる仕組みになっています。

蘭引(複製)全体写真


 下の写真は、蘭引の使用例です。アルコールランプなどで加熱して抽出します。

蘭引(複製)使用例全体写真


 下は、蘭引を分解した写真です。向かって一番左が加熱槽(蒸留槽)です。左から
二番目が抽出物回収槽です。見えにくいかもしれませんが、いくつか穴が開いている
ので、水蒸気はここから冷却槽の底へと上昇します。左から三番目が冷却槽です。
一番右は蓋です。

蘭引(複製)分解写真


(所有者) フィトンチッド普及センター (販売元) 内藤記念くすり博物館

<<ご注意>>

  • 上の写真で紹介した蘭引は、複製ですので、実際の蒸留には使えません。

  • この蘭引は、内藤記念くすり博物館にて、来館者のお土産品用に同館が販売
    しているものです。

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