フィトンチッドの利用技術に関する報告書


 最近では、いわゆる『環境問題』に対する意識の高まりや自然素材への回帰など
の時流を反映してか、当センターへも『フィトンチッドを利用した商品開発』について
のお問い合わせが数多く寄せられています。

 ここで紹介する報告書は、そうした意味で誠に時宜を得たもので、フィトンチッドの
利用にご関心がある方々にとって非常に参考になる内容となっています。これらは、
当サイト内 フィトンチッド関係文献データベース にも収録されていますが、当サイト
ご利用者の利便性も向上すると思いますので、特に紹介させていただきます。





樹木生理機能性物質研究成果報告書


 これは、樹木生理機能性物質技術研究組合の試験研究事業における研究成果を
まとめたものです。

 同組合は、鉱工業技術研究組合法(昭和36年法律第81号)に基づき、民間企業の
共同組織として平成6年(1994年)に設立され、4年間にわたって活発な共同研究を
重ねてきました。現在は、各組合員の自主研究に移行しています。

 同試験研究事業の目的は、有用樹木成分(フィトンチッド)の探索、増殖、分出、を
始めとして、それらの医療、農業、食品、住宅などの各分野への利用に至るまで、
『樹木生理機能性物質の新たな利用技術の開発』を多面的に推進することです。 

 具体的な研究課題(中課題)としては、『成分増殖・分出技術の開発』、『有用成分
への変換技術の開発』、『成分有効利用技術の開発』が挙げられています。

 報告書では、上記の研究課題における研究成果が詳細に報告されています。また
技術開発委員会学識者側委員により、既往の技術開発の動向、研究課題の趣旨、
試験研究の概要と評価、今後の問題点、などが解説されています。

 各研究課題における、具体的な研究成果報告の標題(小課題)は次の通りです。



 成分増殖・分出技術の開発

  1. 有用成分高含有樹種・個体の選択と低木水耕栽培技術の開発及びその
    利用技術の開発
  2. 有用成分含有樹木の組織培養による大量生産技術の開発
  3. 生理機能性物質の効率的な分出技術及び装置の開発

 生物活性資源としての利用技術の開発

  1. 薬用等有用樹木成分の探索とその利用技術の開発
  2. ポリフェノール等樹木成分の食品及び香粧品等への利用
  3. 培養及び精製技術による有用生理活性成分の生産

 有用成分複合化技術の開発

  1. 有用樹木成分抽出物のマイクロカプセル化、層間包接、エマルジョン化技術
    の開発
  2. 高次の複合機能加工剤の開発
  3. アラビノガラクタン等の利用によるマイクロカプセル、エマルジョンの改質技術
    の開発

 生活空間への利用技術の開発

  1. 生理機能性物質含有内装用積層構造シートの開発
  2. 生理機能性物質の性能評価と建築材料への利用技術の開発



 この報告書の概要は、以下の通りです。なお、装丁は、B5判、396頁です。


 ●発行年月日

平成11年(1999年)3月31日

 ●編集・発行所

樹木生理機能性物質技術研究組合

 ●お問い合わせ

機能性木質新素材技術研究組合

東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 〒103-0001 電話 03-5645-8142


 <<ご注意>>

  • 当センターでは販売しておりません。

  • 当センターは、同組合および同試験研究事業に関与しておりません。


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樹木抽出成分利用技術研究成果集


 これは、樹木抽出成分利用技術研究組合の試験研究事業における研究成果を
まとめたものです。

 同組合は、鉱工業技術研究組合法(昭和36年法律第81号)に基づき、民間企業の
共同組織として平成元年(1989年)に設立され、平成元年度から平成5年度まで実施
された林野庁の樹木抽出成分利用促進事業の実施主体として、5年間にわたって
活発な共同研究を重ねてきました。平成6年度以降は、各組合員の自主研究に移行
しています。

 同試験研究事業の目的は、樹木抽出成分(フィトンチッド)の幅広い用途開発を推
進することです。 

 具体的な研究課題(大課題)としては、『効率的な抽出技術の開発』と『抽出成分利
用技術の開発』とが掲げられています。

 さらに、中課題として、『水抽出技術の開発(精油)及び溶媒抽出技術の開発』、
『成分徐放技術の開発及び建材・内装材等への利用技術の開発』、『薬剤等として
の利用技術の開発』、『他材料との複合化技術の開発』、『居住空間等の人工環境
への利用技術の開発』が挙げられています。

 報告書では、上記の研究課題における研究成果が詳細に報告されています。また
技術開発委員会学識者側委員により、既往の技術開発の動向、研究課題の趣旨、
試験研究の概要と評価、今後の問題点、などが解説されています。

 各研究課題における、具体的な研究成果報告の標題(小課題)は次の通りです。



 水抽出技術の開発(精油)及び溶媒抽出技術の開発

  • 高効率水抽出システムの開発
  • ヒバ材油の加圧水蒸気蒸留技術の開発
  • 常圧水蒸気蒸留装置による抽出技術の開発
  • 移動式簡易装置による採油技術の確立
  • 無着色ヒバ材油の工業的一貫抽出システムの開発
  • 有機溶媒による抽出法の開発
  • 超臨界流体による有効成分の抽出・分離技術の開発

 成分徐放技術の開発及び建材・内装材等への利用技術の開発

  • オリゴ糖による包接技術の開発
  • 精油含有多層構造エマルジョンの開発
  • 精油徐放性、積層化粧材の開発
  • 有用抽出成分の探索
  • 耐久性成分の建材・内装材への加工技術の開発

 薬剤等としての利用技術の開発

  • 土壌病菌に対する抗菌成分等の探索と用途開発
  • 生物活性化合物の製造と応用商品の開発
  • 安全性の高い殺ダニ剤等の開発
  • 配糖体の抗酸化剤等としての利用技術の開発
  • 樹脂の抗酸化剤等としての利用技術の開発
  • 新規糖類の探索と用途開発

 他材料との複合化技術の開発

  • 合成繊維との複合化技術の開発
  • テルペン及びテルペン誘導体の高分子材料への添加剤としての用途開発

 居住空間等の人工環境への利用技術の開発

  • 香り快適空間の創出(木材製品への利用)
  • 樹木抽出成分の居住空間への利用及び切り花延命剤としての利用



 この報告書の概要は、以下の通りです。なお、装丁は、B5判、422頁です。


 ●発行年月日

平成7年(1995年)3月31日

 ●発行所

樹木抽出成分利用技術研究組合

 ●編集

社団法人 全国林業改良普及協会

 ●お問い合わせ

機能性木質新素材技術研究組合

東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 〒103-0001 電話 03-5645-8142


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  • 当センターは、同組合および同試験研究事業に関与しておりません。


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